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そろそろコレが欲しい季節…!

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気温の温暖が激しく、日中のファッションが困る今日この頃ですねぇ…

寒さを感じ始めると皆さん、とあるものが食べたくなりませんか?

「辛いもの」ですね!

今日はそんな辛いものの中でも「唐辛子」に重点を置いてみたいと思います!

唐辛子は実は「栄養が豊富な食材」なんです。以外に思う人もいるかもしれませんが、そもそも江戸時代には漢方として重宝されていました。

唐辛子に含まれる「カプサイシン」には、代謝をよくして体を温める効果があります。体が温められると血管が拡張し、血行促進に繋ります。唐辛子成分の入った温湿布なども、同様の働きを持っています。

唐辛子に新陳代謝を高める効果があることは有名ですが、主にこの代謝アップがさまざまな健康サポートをしてくれます。

という訳で、このカプサイシンについてみていきましょう!

「カプサイシン」とは唐辛子の辛みとなっている成分のことです。油やお酒、酢に唐辛子を浸けると溶け出しやすいですが、水には溶け出しにくいという性質もあります。 唐辛子を生の状態で食べても吸収率が悪く、10%程度しか吸収されませんが、茹でたり油と一緒に摂取すると吸収率を30~70%に上げることができます。

【生活習慣病の予防】

唐辛子に含まれているカプサイシンには体内のコレステロールや老廃物の排出を促進させる働きがあり、生活習慣病の予防に効果が期待できます。また唐辛子にはカプサイシン以外にもβカロテンやビタミンEという成分が含まれており、これらは動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防になるのです。コレステロールの数値が気になる人や生活習慣病予備軍の人は、今までより唐辛子が含まれている料理を食べる機会を増やしてみるのはいかがでしょうか?

【美肌効果】

カプサイシンには発汗作用があり、汗をかくと水分だけでなく油分も排出されて皮脂の分泌が調整されます。また、唐辛子にはビタミンA・C・Eが含まれているので皮膚の老化を抑える抗酸化作用への期待が高いのです!美容に気を付けている人は唐辛子の成分に注目ですね!

【食欲増進】

辛いものは食欲を増進させる効果があります。カプサイシンが感じさせる辛味は人間の舌や胃を刺激します。このことで唾液や胃液の分泌が多くなり、食欲増進の効果があると言われているのです。疲労や夏バテなどで食欲がなくなってしまった時には、カプサイシンを多く含んだ料理を食べるのがオススメです。

【脂肪燃焼】

カプサイシンの効果として脂肪燃焼効果を1番に思い浮かべる人も多いかと思います。人間の体は運動するとまずは糖分をエネルギーとして使い、その後に脂肪をエネルギーとして使います。そのため、長時間体を動かさないとなかなか脂肪が燃焼されません。しかし、カプサイシンはアドレナリンの分泌を促して脂肪燃焼を早める効果があると望まれているのです。早い段階から脂肪を燃焼させるアドレナリンの分泌を助けることで、体脂肪の蓄積を防止する効果が期待できます。ダイエットをしてる人は必見ですね!

 

とまあ、ここまではメリットをご紹介しましたが、勿論デメリットも存在します…!

カプサイシンを食べることによって引き起こされる口の中の灼熱感を私たちは辛みとして認識するのですが、その刺激は口腔内だけではなく、気管支や消化管全体に及びます。気管支が強く刺激されると(要するにカプサイシンを食べると)息切れや咳が生じます。また、肛門側の直腸はカプサイシンにより刺激されると強い灼熱感を感じます。

辛いものを食べ過ぎると「おしりの穴が燃えるように痛い!」って人もいますよね!アレですね…

カプサイシンを摂取すると、感覚神経を通して胃酸の分泌が抑制されます。少しのカプサイシンは、胃粘膜を保護する作用が働いて胃潰瘍が発生しにくくなるのですが、大量にカプサイシンを摂取すると感覚神経が上手く機能しなくなり「胃粘膜の保護作用が無くなる」ことがあります。

カプサイシンの刺激が繰り返されると、感覚神経が麻痺して辛みと痛みを感じにくくなります。この作用を利用した鎮痛外用薬として、カプサイシンを含む温湿布やクリームがありますね!

そして、実はカプサイシンを摂り過ぎると、嘔吐や腹部の痛みが起こり、更にそれ以上に摂取した場合は死といった深刻な結果になることも…!ネズミを使った研究では、カプサイシンの最小致死量は体重1kgあたり100mgだと分かりました…!でも、通常の場合でも体重1kgあたり5mgが限度とのことです!

なんでも程々が1番ですね!

怖や怖や……皆さん、健康で過ごしましょう!