今回は前回の続きをやっていきます!
前回息を吐くと副交感神経が優位になると触れましたね!しかし、なかなか息を吐き切るのは至難の業です…
そこで、今回は息を吐くのを邪魔している筋肉を緩めていきます!
体の中にまだ吐ける空気は残っていても、すぐ苦しくなってしまう方は要チェックです✔
ターゲットとなるのは横隔膜!息を吸う時に使われる筋肉です。
多くの人は息を吐くのとは逆の働きをする横隔膜が硬くなってしまっていて、息を吐く機能の低下が起こっています!
最初は横隔膜のマッサージからしていきましょう!
①肋骨の真下に指を入れ押していきます。
徐々に指が深くまで沈んでいく感覚が分かると思います。リラックスすることを意識するとより緩むのが早くなります。
次は横隔膜のストレッチ!筋肉を伸ばしていきます。
ここで筋肉のつながりを利用したいと思います。
「なんだそれ?」と思われるかも知れませんが、筋肉にはそれぞれお互いに強い影響を与え合う筋肉が存在します。今回はそれを利用したストレッチをしていきます。実践してみると効果も分かりやすいと思います!
横隔膜と前モモの筋肉(腸腰筋)は繋がりがあるので両方を同時に伸ばすという方法で、この特性を使っていきます!
①立ててる方の膝に向かって体を捻ります。
② 息を吐き切る。
横隔膜が伸びているのは感じづらいので、前モモがさらに伸びている感覚があればokです!
前回に続き、上手く呼吸が出来ていないと硬くなる筋肉を緩めてきました。
これだけでも横隔膜が動きやすくなるので、呼吸のしやすさは変わってくると思います!
ただ、ここで止めてしまうと硬さがまた戻ってしまいます…それを防ぐためにも横隔膜をしっかり動かす呼吸を身体に染み込ませていきましょう!
方法は簡単で、腹式呼吸をします。
①20秒間かけて息を吐きます(横隔膜が伸ばされます)
②息を吸い、お腹全体を膨らませます(特に腰側)。この時横隔膜は使われています。
寝た状態で簡単に出来るようになりましたら、難易度を上げて座位や立位でも同様に行ってみましょう!
今日紹介したものを一通り終えた後には、リラックス感を感じることが出来ると思います。
疲れが溜まったり、夜にすごく目が冴えたりなどある際には是非試してみてください✋