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60 days magazine

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Day19 筋トレルールってあるの? 

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トレーニングに原理原則があることをご存知ですか?

ジムに通って長らくトレーニングをしているけれど一向にカラダが変わらなかったり、トレーニングの根本的な考え方が分からない方もいると思います。

ここでかなり噛み砕いてまとめました。

トレーニングの3原理

1 : 過負荷の原理
筋肉を鍛えるなら、常に全力で行えという話です。これ担いだら死ぬかもという恐怖感があるぐらいの方がカラダは変わります。

2 : 可逆性の原理
やめれば戻るよという話です。
1日2日休んだぐらいでは衰えませんが、
ある程度やめれば元どおりです。

せっかく鍛えたカラダですが、
維持するには一週間に1回、変わるには2回は筋トレしたいですね。

3 : 特異性の原理
腕を鍛えたからって脚は太くらないよという話です。
もちろん副次的に鍛えられる箇所はあります。
スクワットなら、下半身と一緒に体幹部を鍛えられます。

トレーニングの5原則

1 : 全面性の原則
まんべんなく鍛えようという話です。
お腹痩せたいからと言ってお腹だけ鍛えるのでなく、下半身や背中部分も一緒に鍛えましょうという事です。

2 : 意識性の原則
カラダの声を聞いてあげて下さいという話です。
漠然と繰り返すのではなく、
筋肉と会話しながら動かしていきましょう。

3 : 漸進性の原則
変化する為に、負荷を変えつづけろという話です。
重さを重くしたり、回数を多くしたり、あるいは種目を変えたりして負荷を上げていきます。

4 : 反復性の原則
カラダに動きを覚えさせようと言う話です。
新しい動きを覚えるより、間違った動きを訂正する方が2倍は反復回数が必要なのです。
だから早めにカラダの正しい動きを覚えて欲しいです。

5 : 個別性の原則
まずは自分を知ろうと言う話です。
体型、動き方は千差万別です。
お尻を鍛えたいのに、カラダがそのように動かない事もあるのです。
まずはトレーナーに評価してもらいましょう。

今更分かってるよ!という声が聞こえそうですが、
意外と原則から外れている事はあるのです。

例えば
ヒップアップをしたい30代女性Aさんがいます。
インターネットでヒップアップにはスクワットが最適だという事を知りました。
その為に週1回ジムに通いスクワットをしています。カラダが慣れないように少しずつ回数を増やしています。しかしヒップアップというよりも全体的に脚が太くなってしまいました。

考えられるのは
個別性の原則です。
自分を知る事が足りない可能性があります。
お尻を使う、カラダの動き、体型であるかどうか。
スクワットは代償動作ができてしまう種目です。
お尻の代わりに太ももで挙げてしまえるのです。

間違った動きを反復練習しても、動きのクセをより助長させてしまうだけなのです。

自分を型にはめるのではなく、
自分に合うようにカスタマイズしてもらう事が大事です。