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よく、「筋肉痛にならないと筋トレの効果がない?負荷が足りないかも?」という疑問があると思います。
しかし、筋肉痛はトレーニングの負荷の目安にはなりません。
トレーニングでは、筋肉が伸びながら力を使う=エキセントリック 時が筋肉痛になりやすいと言われています。
例として、上腕二頭筋を鍛えるアームカールでは、肘を伸ばした時がエキセントリック。
エキセントリック局面では、筋が引き伸ばされる分の張力が肥大の効果に影響しているのです。
トレーニングでは、エキセントリックを意識することが大事です。
例えば、階段を登る時より降りるときの方が筋肉痛になりやすいのです。
筋肉の使い方によって筋肉痛のなりやすさが変わるので、筋トレの負荷が大きい、小さいの指標にはならないということ。
よって筋肉痛はトレーニング効果とは関係ないということになります。

基本的には筋肉痛の時は筋トレは控えた方が良いと考えます。 これは、炎症が起きて痛みが発生している部分は安静にした方がいいに決まってます。
炎症や痛みというのは体が通常の状態ではないことを示すサインですので、回復に努めるべきだと思います。
また、筋トレ後はいわゆる超回復を考慮し、タイミングよく筋トレすることで効果的な成長が期待できるのです