昨年から休養やリカバリーの分野を深めたくて、自分なりに試行錯誤したり、リカバリー体験を受けていました。
僕らの休養というと、睡眠を充分にとる事やお風呂にゆっくり浸かるぐらいでした。
今年は僕自身も遅い時間の筋トレを辞め、睡眠時間充分に取り、お風呂もゆっくり浸かるようにしています。
そのお陰で熱や風邪はあまりひくことはありませんでしたが、
気力が充実して力が漲っているという感じではありませんでした。
皆さんもありませんか?
しっかり休養とっているのに、気分が晴れない。寝れないし、食欲も湧かないということでもないです。
でもたまにある
力が漲ってじっとしてられない、走り出したい。
なんだか見えるものが全部ありがとう!みたいな感じ。ありません?
この無双状態が僕にとっての最高なコンディションです。
この状態を意識的に作りたいと去年模索してたのです。
まず訪れたのNYの休養専門店リカバリー。
そこはリクライニングソファでアロマとクラシックを肌触りのいい毛布で60分間体験してみました。
よく寝た午前中にも関わらず、充分に熟睡し、目覚めはスッキリ。効果というと残念ながら熟睡できる僕にとってはよく寝た感しか得られませんでした。
また健康ランドにも時間を見つけて行くようにしました。体温と同じ低温度風呂やサウナも入りました。カラダ的には充分癒されるし、ビールは美味しいです笑
そして先日南青山のメディーチャを体験しました。
瞑想メディテーションの没入型体験スタジオです。
瞑想やマインドフルネスはメンタルフィットネスと言われ、自分の気持ちや考えを整えたり、能力を最大限引き出すものと知られています。
最初に光と暗闇の部屋を行ったり来たりします。
光の部屋は壁と床の境界が分からなくなるぐらい眩しく、波のような音がバイノーラルになっているのです。目を瞑っても、光が入ってくるぐらい眩しいまるで浜辺にいるような部屋です。
一方暗闇の部屋は暗闇に星空が浮かんでおり、リラックスしやすいようにビーズソファも設置しています。音は木琴のようなポンポンとした軽い音。
この部屋を行き来すると、自分の感覚に意識が向きます。
あっ眩しいな。波の音がする。心が落ち着くな、など光や音によって感覚が研ぎ澄まされてきます。
気づいたのは最初から暗闇の部屋に入った時よりも、一旦光の部屋に入ってからの暗闇の部屋に入った方が深く沈んでいく感覚でより落ちついていくのです。
刺激を強くした方が、揺り戻しでリラックス状態がより強くなるのです。
これは筋トレに似てます。
この行き来をした後に瞑想に入ります。
瞑想ではガイダンスに従って、自分の浮かんだ考えや感情を見つめ、第三者ように俯瞰していく。という流れでした。ですが正直ここはあまり覚えていません。
コンテストの無双状態
またコンテスト時代の話です。
コンテストに出場しようとすると、約半年前から減量期に入ります。
減量期では摂取カロリーや糖質を調整し、運動では週5回ジム行ったりとボリュームが増えてきます。
そうすると1,2ヶ月あたりから自ずとカラダの疲労が徐々に蓄積されてきます。カラダが重く感じたり、移動時間はすぐ寝落ちしたりとカラダが休養を求めてくるのです。
疲労が溜まった日は完全にOFFにします。筋トレもなし、食事もチーティンデイにして好きな物を食べる日にするのです。
そうするとカラダも回復し、気持ちも晴れやかな状態、まさに無双状態になるのです。
寝るぐらいまで元気なのでオフと決めたのにジムに行ってしまった日もあります。
この状態はコンテスト終わった2~3日ぐらいも無双状態です。
それ以降はカラダは食べ物をしっかり食べているので、至って健康ですが燃え尽きたような感覚があります。
コンテスト時の腹筋もどこやらという感じです。
最高のコンディションとは?
ここから僕の考える最高のコンディションの作り方です。
わかりやすく図で説明するとカラダとココロのマトリクスがあります。
横軸はカラダのパロメーター右にいくほど、カラダの調子はいい。
縦軸はココロのパロメーター上に行くほど快晴。
左下が最悪な状態で、右上が最高な状態。
左下はもういつも疲れているし、全くやる気も出ない。正直毎日しんどい
という状態です。
左上はカラダはしんどいけど、まだまだヤレるぜ!コンテスト前のような状態
右下はカラダは俄然元気、だけどイマイチ気持ちが晴れない。コンテスト終わって燃え尽きた状態。
右上はもう完全無双状態。元気だし、やる気十分な状態。
みたいなイメージです。みなさんこのゾーンに行きたいとします。
もし自分がオーバーワークにいるとしたら、どちらに最初に進みますか??
今の僕の考えとして先に上に行こうとするのが最短のルートだと思います。
それは身体的休養はそれほど難しくないからです。
温泉行ったり、十分に睡眠を取ったりとリラクゼーション系のサービスはいっぱいあるし、時間も増えてきているので
今の時代から身体的休養はそれほど難しくない。
マトリクスでいうと右に行くのは簡単です。なので上に行く事に努力した方がいいのです。
やる気がある。心が満たされているというのはどんな状態でしょうか。
メディテーション(瞑想)の時、
自分の心に浮かんでいた事をゆっくり眺め、そしてそれに対しての感情を受け止めなさいと言われました。
それは僕にとっていつも気にかけていた事でもあり、防ぎ込んでしまいたい感情でもありました。
それが今の僕にとってのミッションだったのです。
自分のミッションを見つけるというのはなかなか難しいと思います。
もし自分の中にあったとして、はっきりしていなかったり、不安や恐怖があります。
そういった意味でもメディテーションはオススメだなと思います。
ここから僕なりの結論として。
最高のコンディションというのはやはり瞬間的なものだと思います。
条件として自分のミッションに対して本気で行動している状態。
その状態からカラダの回復が訪れた時に最高のコンディションが訪れるのだと思います。
オーバーワークを恐れて、動かなくなるのはあまり意味がなかった。
というのが僕の今の結論です。