続き…
3日目は
NYCは-14℃ 寒波です。
ニューヨーカーは慣れっこなんだなと思ってたら、みんな顔まで銀行強盗状態。
冬でもダウンとロンTしか知らない私は
「ヘイ!君は手袋も帽子もしないで、なんでそんな薄着なんだ!」
と突っ込まれる始末。
もう出てる部分が痛い。
初めて命の危険を感じる寒さでした。
そんな3日目の朝
休養専門のスタジオrecover nycへ。
リカバリーについては最も興味がある分野。
私自身もトレーニングより休養を優先すべきクライアントも沢山抱えています。
ただ実際は休養についてはクライアント任せにしている部分があり、
もっとどうにかできないかな
ともどかしい事もあります。
今回は
「鍛えるよりもうたた寝を」をコンセプトのスタジオでいくつか体験してきました。
まず20分のうたた寝で2時間の睡眠効果の
ラウンジチェアに毛布、
気分を鎮めるクリームを首に、
耳の裏に電気パット、
アイマスクで視覚を遮断して
心地のいい音楽が流れるヘッドフォンをしました。
普段どこでも秒で眠れるけど
今は睡眠をしっかりとった午前11時。
すこぶる元気な私はうたた寝するよりも、この状況を写真撮りたいモードになってました。アイマスクずらして、バシバシ撮ってました。
ただこれは普段なら
うたた寝どころじゃない、熟睡できるレベルですね。
面白いのがこれをトレーニング前に行うんですね。
自律神経はリラックスした状態と、興奮した状態のバランスによって調子のいい、悪いが変わります。
現代は交感神経が優位な状態になる時代です。長時間労働、スマホの普及、人間関係など…に加えてカラダ作り。
そりゃあ皆さんヘトヘトでジムに来ますよね笑
ジムよりも早めに寝た方がいいんじゃない?と言いたくなります。
ただこのヌーコームは本当は熟睡させるのではなくて、
後のトレーニングをハードに行う為のモノなのです。
いわゆるジャンプを高く飛ぶ助走台のようなものなのです。
筋トレの本質は過負荷である事。
つまり自分のポテンシャルを最大限発揮する事。気持ちが疲れていたら、カラダは発揮できません。
そういった意味ではパーソナルでも
リセットするボディワークをもう少し考えるべきですね。