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山登りの効能

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採用した子も2週間で辞める。100切り宣言したゴルフも未だ114。

不甲斐ない結果が続いているナリタです。

そんな低空飛行な日々でも、少しでも上昇したい。登りたい。

というわけで念願の奥穂高に登って参りました。

2泊3日の奥穂岳。

上高地→横尾→涸沢→奥穂高

コースタイム

涸沢の紅葉

涸沢の夜景

奥穂高景色


山登りのマインドリセット

 

久しぶりの山行。1日8時間黙々と歩いていると・・少しづつ世界が変わってきます。

暑い寒い、風が気持ちいい、はー疲れたといった表層感覚から入り、

なんでこんなことやってるんだろう。とかトレーナーなのにバテててるなとか。

生き方や考え方まで意識を内側に向けざる得ないのです。

この世界が僕にとっては瞑想的な意味を持っていて好きなんです。

かつ3000m級になると滑落や落石があったりと危険や死みたいなのが途端に近くなります。

そこにある圧倒的な無力感、自分のちっぽけさみたいなものを感じることができます。

落石は常にあるし、いつ頭に落ちてもおかしくない。

そんな状況だから、怪我なく帰ってこれるのは運がいいと思うしかない。

だから大袈裟かもしれないけど、謙虚さや感謝の気持ちが出てくるのです。

チームづくりを課題にしている僕にとって必要な気持ちです。

山登りのボデイメンテ

歩くという行為は脳が最も遠い足裏の情報から取り入れて、各所に指示を出すという行為です。

凸凹の道、雨で滑る道、柔らかい砂浜、それだけでも無意識に歩き方を変えます。

足元が悪ければ、滑らないように体幹も意識せざる得ません。

山行では足元はランダムに地面は変化するので、

それだけで脳トレにもなるし、筋トレにもなるし、感覚のトレーニング、姿勢のトレーニングにもなるのです。

実際に山行から帰ってきたメンバーさんを見ると、体幹も強くなっているし、姿勢も良くなっています。

結果ジムではより強度の高い筋トレでサポートできるという好循環で回すこともできます。

コロナをきっかけに現代人は急激に筋力や体力が衰えています。それはリモートワークだったり、動画コンテンツ充実が一因だったりします。

それに応じて、我々のサービスも従来筋トレからピラティス、コンディショニングの比重が大きくなりました。

筋肉つけるよりもまず不調を治す。

カラダが楽になった、肩こり、腰痛が少なくなった。柔らかくなったという声を頂くようになりました。

それはプラスにするよりも、マイナスをゼロにリセットにする、マッサージや整体に近いサービスになりつつあります。

だけど本来僕らはみんながアクティブに生活できるよう応援したいサービスです。

そのためには楽に動けるカラダ、活力が湧き上がるカラダが必要で、やっぱり筋トレが不可欠なんです。

だから結論、筋トレの準備として歩いて欲しいという願いでした。